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むつみ

「~せんとあかん」からの卒業

よく「~せんとあかん」と言ってしまいます。

例えば「家の掃除せんとあかん」「晩御飯作らんとあかん」。時には「●●の映画見に行かんとあかん」ということも。

「~せんとあかん」という言葉の背景には、それが自分の義務だ、という意識があるのでしょう。いや、映画見に行くことは義務ではないんだけど(笑)


この「~せんとあかん」を連発していると、やることに追われている気がしてくるんです。

気ばかり焦って追い詰められた気になってしまう。

周囲にも「なんかいつもバタバタしているなぁ」という印象を与えてしまいます。


そこで、決めたのは「~せんとあかん」を言うのを止める、ということでした。

家の掃除をしなければならない、と言いたいときは「家の掃除をしようと思う」と意思の言葉に言い直すか、せいぜいが「掃除のタイミングだ」ぐらいにとどめておくようにしました。

そうすると、言霊効果とでも言いましょうか、気持ちの上で少し余裕が出てきたように思います。「だって」「どうせ」「私なんか」といった卑下の言葉を止めるだけで気分が明るくなってくる、というのと同じですね。

義務の言葉ではなく意思の言葉に変えるだけで、「物事に追われている」という意識が少なくなるのかもしれません。

そう考えると、言葉って大切だな、と思います。普段、どんな言葉を使っているのかで自分の意識が変わるのですから。


いきなり何もかも変えることは難しいけど、まずは自分の言葉ぐせから見直してみませんか?

ネガティブな言葉をポジティブに言い換えるだけで気分が変わってくるかもしれませんよ?




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