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むつみ

「天職」であってもなくても

仕事をしているとふと迷いが生じることがあります。

「この仕事、私に向いているんだろうか?」「もっと向いていることがあるんじゃないか」「そもそも~って苦手だったかも…?」

周りではみんな自分に合った仕事を見つけて生き生きしているように見える。

「私の『天職』って他にあるんじゃないか?」と思ってしまうこともあるかもしれません。


自分自身を振り返れば、現在の仕事は資格を取っての専門職。

ですが、学生の頃は自分が今の仕事に就くなんて考えてもいませんでした。そもそも専攻だって異なるし。運よく入りたかった会社に入社でき、ずっとそこで勤めるものと思っていました。仕事も楽しかったですしね。

ところが人生の節目で退職。その後は若干の紆余曲折の末、「女性が一生働くには資格を取るのが一番」とたまたま知り合った先輩女性に言われて、あまり深く考えもせず「それもそうだな」と資格を取り、現在に至る…という感じです。


こうしてなんとなく始めた今の仕事ですが、仕事そのものは好きだと言い切れます。

向いているのかどうか、と言われたら「自分ではよく分からない」という答えになりそうですが、仕事が好き、ということは向いてはいるのかもしれません。


実は読書好きが高じて、10代の頃はもの書きになりたいと思っていました。

実際、ものを書き散らしていたこともあります。会社を辞めてから、一時期は情報誌等のライターでお小遣い稼ぎをしていたこともありました。

でも、ではそちらが天職か、と言われるとそれもまた「自分ではよくわからない」のです。

書くことは好きだったくせに、それが仕事となると「しんどいなぁ」と思うこともしばしばありましたから。やはり仕事そのものは好きでしたが。


たぶん、「自分の天職」なんて誰にも分からないもの。

とりあえず「この仕事が好き」と思えることが多いのなら、それでOK。

もちろん、365日24時間「仕事が好き」なわけはありません。疲れたときはいくら好きな仕事だって嫌いなるでしょう。

ただ、その仕事をしている自分が嫌いではない、仕事をしている時間が苦痛ではないのならば、それは少なくとも「向いている」とは言えるのかもしれません。








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