子供が小さいころ「巨峰をお土産に持っていくね」と
姑から連絡があり、わざわざ遠方から来てくれました。
私は当然売っているようなぶどうを想像していました。
が、持ってきてくれたブドウをみて、びっくり仰天!
巨峰が2房ついている、鉢植えのブドウだったのです!
一瞬固まる私と その横で大喜びの子供たち。
早速ミニぶどう狩りが子供たちの歓声と共に始まります。
二人いるから、2房!さすがおばあちゃんです。
順番にぶどうを狩り、洗って、いただきます。
狩ったばかりのぶどうはフレッシュで甘くて感動的。
忘れられない思い出の味となったのでした。が。
そこで終わらないのが鉢植えのぶどう。
枯らせてはいけないと、毎日水やりし続けてかれこれ15年・・・
何度もぶどう狩りを楽しませてくれました。
冬になると枯れ木にしか見えないぶどうたち。
しかし、春になると枯れ木から新芽をのぞかせ、
たちまち、葉が覆い茂り、花が咲き、ぶどうを実らせてくれるのです。
でもとうとう、この春に枝が根元からパキッと折れてしまったのです。
かわいがっていたぶどうちゃん、、、あっけないお別れ、、かと思いきや
その翌日には根元から新芽さんが出現!
思わず、声をあげました!!
冬の間に栄養分をため込んでいて、春になると一気に芽吹く。
枝が折れてしまっても根元に残ったほんの少しの枝から
又新しい命が天に向かって勢いよく伸びていきます。
それを見て
生命力を感じずにはおれませんでした。
私たちも、日々全力で仕事や日常に向き合い取り組んでいますが
でも、いざ、と言う時のために力を蓄えておくことも
大事なことなのでしょうね。
自分を見失わない程度に頑張りすぎない程度に、、
昨日よりも成長した自分でありたいと思ったあんでした。
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