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むつみ

大河ドラマに見る女性たち

今、「鎌倉殿の13人」にハマっています。

歴史好きなので大河ドラマも好きでほぼ毎年見ているのですが、今年はことに面白い。

鎌倉幕府創建期という貴族から武士へと政権の担い手が変わった時代ということもあり、とにかく時代の動きがダイナミック。そこにうごめく人々もまた人間味あふれています。

(かなり血なまぐさくはありますが)


歴史ドラマというと男性中心に描かれているように思われがちですし、事実、今年の主人公も男性なのですが、今年の大河ドラマは登場する女性たちもまた皆主体的に生きているなぁ、と思わされるのです。

例えば源頼朝の妻である政子。雅なものにあこがれる伊豆の田舎娘だった彼女が鎌倉のトップレディとなり、嫉妬等から事件も起こしながらも教養を身につけ、武士の都・鎌倉を守るために大局からものごとを見ていくようになる彼女は、演じる小池栄子さんの力もあって魅力的です。

その継母であるりく(史実で言う牧の方)はどこかマクベス夫人を思わせるような権力欲を露わにしているのですが、手段を択ばない姿がこれまたどこか憎めない。この他の女性たちも泣いたり笑ったりしながら、そして事件に巻き込まれながらも主体的に自分の生き方を選んでいます。


流されるだけではなく、その流れの中で自分の「精一杯」を生きる女性たち。

毎週、楽しみに見ています。


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