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あん

奇跡のピアノと希望のピアノ

2011年東日本大震災で被災した福島のピアノ。


2020年熊本の大雨被害で濁流にのまれた球磨村のピアノ。


修復は不可能だと言われていたこのピアノたちを


福島のピアノ調律師の方がそれぞれ半年をかけて修復しました。


そこから、福島のピアノは奇跡のピアノ、


球磨村のピアノは希望のピアノと呼ばれています。


そして、この2台が先日、大阪は堺に集いました。


災害で被災したにもかかわらず、元の姿を取り戻した2台のピアノ


命を吹き返したピアノは生きる力を感じさせてくれ


そして、何度でも立ち直ることができることを教えてくれました。


ピアニストの西村由紀江さん、キロロの金城綾乃さん


お二人が奏でる「ふるさと」は聴く人の心に勇気を与えてくれました。


その音色は私たちを感動の渦に包みこんでくれるだけではなく


未来へと背中の後押しをしてくれたのだと思います。


心身ともにお疲れ気味の私でしたが、元気と勇気をもらい


又前を向いて歩こうという気持ちになることができました。


又、いつかこの二台のピアノに会えますよう。


日々、2台のピアノの音色が進化、成長しているように


私も成長し続けていたいと思うのです、再会できるその日まで。









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